価格帯を500万円台にしての中古住宅探し。いくつかの不動産サイトで「田舎」の方を探すと埼玉西部や栃木、千葉中部などにあることはあるのですが、駅からやたら遠かったり、上下水道が未整備だったりとかなり難点があるんですよね。 サイトで物件を見るうちに目に留まったのは、茨城県のつくば市南部でした。かつて新興住宅地として開発された住宅団地がいくつかあり、割と広めで上下水道も通っている一戸建てが手頃な値段で売りに出されていたのです。しかも、常磐線を使うと一時間程度で都心に出ることもできます。さっそく、不動産屋にメールを出して下見に行くことにしました。もっとも、遠方に住んでいたので下見といってもできれば一度見てその場で決めたかったんですけどね。 下見に出かけた当日は、まず土浦の不動産屋で428万円の一戸建てを見せてもらいました。まぁ、これは市街地の中なのは良いのですが、敷地が狭い上にサイトの写真を見てもどうかと思うほど「ボロボロ」だったので、参考程度だったのですが、実物は予想以上にすごかったです(^^;。畳や壁はボロボロ、天井には雨漏りの跡らしきものもあって、しかもすぐ前の道路に通っている下水には未接続(確かに下水ありとは書いてあったけど、接続しているとは書いてなかったかも……ってそんなのありか!)。実際に住むとなるとかなり手を入れないと無理そうでした。 結局、そのうちの一軒、敷地60坪で500万円の一戸建てを費用のめどが立って購入できるようなら購入したい、と申し出ると購入の申し込みをすることになり、30万円の手付金を払って申込書を作成しました。 いよいよ、最大の山場、住宅ローンをめぐる攻防が始まりました。 |