不動産取得税

住宅を購入してしばらく経つと税務署から郵便が届きます。一瞬あせりますが、それは「不動産取得税」の納税書。不動産取得税とは、土地や家屋などの不動産を取得した時に課税される地方税です。税率は4%ですが、現在は暫定的に3%とされさらに各種軽減措置もあります。私の場合の実効税率は2%ほどでした。
いわゆる「不動産取引の諸費用」の中では、最後に関わってくるものですかね。

不動産取得税は税率だけ見るとそれほど高くない、という気がするかもしれませんが、不動産というきわめて高価な取引にかかる税金なので、税率は低く見えても金額ではかなりのものです。私の場合ですら10万円とか言われてどうしようかと思いましたから。引越し後、一通りの生活用品なども買い揃えた頃にやってくるので、忘れていると「思わぬ出費」に唖然とするかもしれません。

新築住宅や中古住宅でも一定の条件を満たした場合は、かなりの減免を受けられる場合があります。条件を満たすか確認し、早めに申告するようにしましょう(不動産の取得後、一定期間のうちに減免措置の申請をする必要がある、とされているようです)。

不動産を購入するとこの不動産取得税のほか、毎年固定資産税もかかるので、特に評価額の高い不動産購入には税金もちゃんと計算しておかないと文字通り「計算」が狂いますね。