400万円以下の中古ワンルームマンション

神奈川や千葉などの不動産物件情報を見ていると、300-400万円程度で格安のワンルームマンションがかなり出ているようです。広さは15-20平米、築10-20年程度で駅から割りと近い(徒歩10-15分圏)。こうしたワンルームマンションの家賃は大体4-5万円代でしょうから、管理費などを入れても10年も住めばほぼ元が取れそうですね。購入価格から見た家賃の「利回り」は10%を超えますから、不動産投資の対象としてもおもしろいかもしれません。

仮に10年住むなら、10年後に半額程度で売ったとしても十分かも。逆に、この先どうなるかわからない、という場合は数年住んで引っ越したらローン金利と売却差損を考えれば賃貸の方が良かった、という結果になるかもしれません。「当面一人で住む家」を探しているなら、中古ワンルームマンションの購入も選択肢の一つにはなるのでしょうか。
価格的にも、ちょっと貯金すれば頭金の「率」をあげられますから、住宅ローンが組みやすいかも。

ちなみに、500万円くらいになると50平米程度の古い高層マンションも視野に入ってきますが、これは建て替え、大規模補修などのリスクなどを考えると、あまり得策ではないかもしれません。マンションの耐震性に注目が集まってきましたから、今後極端に古いマンションは売却すら難しくなるかもしれませんし(築30年に10年住んで売る場合、「築40年のマンション」をどうやって売るか……)。