DIMMアジア消費&インフラ関連株式ファンド

DIMMアジア消費&インフラ関連株式ファンド(愛称、アジアンドライバー)は、日本を除くアジア諸国の株式に投資する外国株式型投資信託です。特徴は、「消費」「インフラ」といった内需系の企業に投資すること。設定後間もないので、運用成績の評価はこれからですが、アジア諸国の国内経済発展に期待するなら、面白い投信といえるかもしれません。

投資方針としては、一カ国の割合を20%以下、インドと香港を含む中国は合わせて30%以下とし、消費とインフラそれぞれの割合がほぼ均等になるように、という方針のようです。近年注目を集める中国やインドへの投資割合がやや低めなのが、評価の分かれ目になりそうですね。中国やインドこそが世界経済の中心になる、と期待するか、アジア全体の発展に期待するか。
アジア全体の国民生活に密着した内需型企業の発展に期待するなら、検討してみたい投信といえそうです。また、既に中国やインドの株式に投資している場合も、共に発展する「アジア経済圏」に対する投資手段として、有用かもしれません。

信託期間は10年。この10年でアジア諸国の「消費」「インフラ」は、どれだけ伸びるのでしょうか。

基準価額:9147円(2008/7/4)
直近分配金:-

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