上場された証券市場で取引できる売買単位に達しない株数の株式。売買単位が100株の銘柄なら、1-99株。
最近、証券会社が「プチ株」「S株」などの名で気軽に取引できるサービスを始めたが、リアルタイムでの取引ができない、指値注文ができない、などの制約がある。値がさ株を少量買ったり、株式分割で生じた単元未満株を売ったり、逆に買い増して単元株にしたり、といった活用が可能。有力企業の株式を1株から買うことができるので、複数の会社の株式を少量ずつ長期保有する場合にも活用できる。
なお、株数に応じた配当を受けることはできるが、株主総会における議決権はなく、株主優待も受けられない場合が多いので注意。